生涯未婚率ってどういう数字?実は生涯結婚しない人を調査した数字ではない!!
生涯未婚率というと一生結婚しなかった人を調べて出している数字だと思うが、実はそうではない。
この内閣府のページに書かれているように、
生涯未婚率とは、
50歳時点でこれまで一度も結婚したことがない人の率。
(45−49歳と50−59歳の未婚率を単純平均したもの・・・その年、たまたま50歳の人の結婚が多かったなどのばらつきをなくすためにこのような操作をしているようだ。)
というものなのだ。
この事実を知った人は驚くことだろう。
50歳位での結婚者数が増えると生涯未婚率が減る仕組み。
訳がわからない・・・
このように数字というのは名前から想像することと違うことがよくあるので注意が必要だ。
そんな数字だが、この数字は、
令和3年の白書によれば、
2015年時点の数字で、
男性が23.4%
女性が14.1%
で、それぞれ2040年には3割、2割になるという予想がされている。
つまり、50歳時点で結婚しない人がそれだけ多くなるということは、女性の5人に1人は30歳時点でも将来結婚しない可能性のある女性ということになる。
交際経験の有無との関係についてはなんともだが、そうした女性が世の中にはいるという現実。とは言ってもシングルマザーの率は日本は極めて少ない。
なかなか興味深い数字だ。